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Ｑ１．記者クラブへのリリース配布や発表はどのようにすればよいのですか？

Answer.
まず、パブリックリレーションズ協会のＰＲ手帳などで記者クラブを調べて電話するか、関係する省庁の代表電話に電話してまわしてもらいます。その上でま ず、事務の人に、民間企業の発表ができるかどうかを尋ねます。民間の発表がダメであればその時点で別の発表方法に切り替える必要があります。もし、発表が ＯＫであれば、事務の人に記者クラブの幹事（加盟しているマスコミが毎月持ち回りで受け持つので、毎月変わります）を呼び出してもらい、発表内容の相談を します。内容によっては、幹事社に断られる場合もあります。幹事社の了解を得ることが出来たら、その指示に従い発表の用意をします。なお、全国紙やテレ ビ、専門紙で記者クラブが分れている場合もあるので注意が必要です。

Ｑ２．記事に間違いがあった場合、どうすればよいですか？

Answer.
大切なことは、訂正記事を求めてはいけない、という事です。というのも、マスコミは重大な間違い以外は訂正記事を出すことは無いからです。ですから、感情的になって執拗に訂正を求めたり、非難することは避けましょう。最良の方法は、取材した記者に、それとなく間違いであることを告げ、データベースの修正をしてもらう、という事です。というのも、現在では記事はすべてデータベース化され、後々使われることがあるからです。その場合、引用された記事も間違いになってしまい、永遠にそれが続いてしまいます。また、明らかに記者側に間違いの原因があった場合、次回の取材などで、何らかの埋め合わせをしてくれることもあるので、なるべく良好な関係を維持するようにしましょう。

Ｑ３．記事掲載となった場合、記者にお礼をした方が良いですか？

Answer.
なるべくした方が良いでしょう。ただし、当たり前ですが、物品や金銭でのお礼はありえません。却って心証を悪くします。最低でもメールや電話、できれば手紙などで謝意を伝えましょう。そうすることにより、記者との今後の良好な関係を発展させていくことができるでしょう。